「私は海外を訪問するときに決まって中国の設備を宣伝するが、中国の高速鉄道を提起する際は、非常に自信がある」。8月22日、李克強中国共産党中央政治局常務委員・国務院総理が中国鉄道総公司を視察したときにこのように述べた。
李総理の自信は中国高速鉄道の飛躍的発展から来ている。2013年末、中国高速鉄道の運行区間総延長距離は1万キロを超えていた。気づかぬうちに我が国はドイツ、フランス、日本などの先進国を追い越し、世界一の高速鉄道大国になっている。毎日、全国をを行き来する高速列車は2500便余りにも達し、高速鉄道に乗って「地上で飛んでいる」旅客の数も300万人も超えている。
注目すべきことは経済発展に対する高速鉄道のけん引力であって、早くも高速鉄道開通前の建設期間中に現れていた。専門家の研究では、鉄道建設投資と関連産業の間に1対10のけん引効果があると示している。鉄道投資が1万元投入するごとにセメント2トン、鋼材0.32トンが必要だ。この試算に基づくと、2014年鉄道インフラ整備8000億元の投資にはセメント1.6億トン、鋼材2500万トンを消費することになり、800万人の雇用を創出することができる。