立ちすくむ日系企業の対印投資 インフラなどが難題

立ちすくむ日系企業の対印投資 インフラなどが難題。

タグ: 日系企業

発信時間: 2014-09-18 11:38:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

▽転倒

一連の日本企業はインド投資で失敗した。

製薬会社の第一三共株式会社は2008年に46億ドルを投じてインド最大のジェネリック医薬品製造メーカーのランバクシーを買収したが、思いがけないことにアメリカ食品医薬品局が同社の医薬品は品質が基準を満たしていない懸念があるとして輸入を禁止したため、第一三共は巨額の損失を被り、同社を低額で売却することになった。

第一三共だけではない。同じく医薬品メーカーのエーザイ株式会社も、09年にインドの経済特区に生産ラインと研究開発センターを設立した。佐々木小夜子執行役は、「2011年にインドの政策が変わり、医薬品メーカーが税金面の優遇措置を受けられなくなった。インドはさまざまなチャンスに満ちた市場だが、税金政策を予想することができない。インドの投資環境が改善されることを願う」と話す。

自動車のスズキ株式会社はインドで約30年にわたって投資を行い、これまで何度も従業員とのトラブルを経験してきた。従業員は労働条件と待遇に不満があり、傘下のマルチ・スズキ・インディアの工場では12年に従業員と管理職との衝突事件が発生し、管理職1人が死亡し、警官を含む数十人が負傷するという事態に発展した。

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