中国国務院が5月に発表した「貿易の安定成長への支援に関する若干の意見」は、さまざまな貿易利便化措置が提起した。関連部門はこれらの措置の徹底を急いでいるが、一部貿易会社は、「同意見の発表から現在まで、貿易会社はこれらの措置によるメリットを実感していない」としている。18日付中国証券報が伝えた。
ある貿易会社の関係者は、「貿易関連政策の緩和を背景に、一部地域で多くの貿易代理業者が出現した。これらの業者は架空の貿易会社を利用して輸出を装い、輸出税還付をだまし取っている。これらの虚偽輸出は地方の輸出水準を釣り上げている」と指摘する。
「中国証券報」より 2014年9月18日