不動産仲介業者の世華地産は9月22日に新たな仲介モデルを発表し、高給により不動産ブローカーを募集している。この独立仲介人を奨励するモデルは、業界内で「準独立ブローカー制度」と呼ばれている。同モデルは同業他社の多くのブローカーの流出を起こし、市場シェアを奪うことから、世華地産はかつての「盟友」である中原地産などの同業者から反発を受けている。23日付中国証券報が伝えた。
アナリストは、「不動産市場は調整期に入っており、仲介業者の変革を加速した。「準独立ブローカー制度」実施の試みは、業界の自主的な改革だ。ただ、いかにタイミング良く物事を運んでいくかについて、知恵が試される」と指摘する。
「中国証券報」より 2014年9月23日