ドイチェ・ヴェレの中国語版ウェブサイトは9月21日に、「グリーン電力の王者・中国、世界一のエネルギー需要を持つ国」と題する記事を掲載した。内容は以下の通り。
中国政府は早くから、再生可能エネルギーの発展の強化を決定していた。中国の現在の電力のうち30%は、水力・太陽光・風力発電によって賄われており、目標を2年前倒しで実現した。中国のグリーン電力の比率はドイツの水準に迫っており、今年中にドイツという現在のグリーンエネルギー世界チャンピオンを超えると予想されている。
中国のグリーン発電能力は378億kWに上り、米国の172億kWの2倍以上、ドイツの82億kWの4倍以上で、力強い発展の勢いを見せている。しかし中国政府はこれに気をよくすることはできない。まだ解決が必要な問題が残されているからだ。現在の地球にやさしい発電の大部分、グリーン電力のほぼ3分の2が水力発電に依存しているからだ。