山東省はこのほど「太陽光発電産業の健全な発展に関する意見」を発表し、分散型太陽光発電事業の発展を促す税優遇措置を制定し、2015年までに分散型太陽光発電事業の設備容量を120万kWにする目標を立てた。9日付中国証券報が伝えた。
これは国家能源(エネルギー)局の「分散型太陽光発電の関連政策のさらなる徹底に関する通知」に続いた、分散型太陽光発電を始めとする太陽光発電産業の発展を支援する省級の政策だ。
これまでに上海市、淅江省、江蘇省、江西省、河南省、安徽省を含む各地が、太陽光発電産業を支援する政策を発表していた。業界筋は、「太陽光発電の産業チェーン全体の企業は今後、優遇政策の恩恵を受け続けることになる。そのため、2014年および2015年、2016年の中国太陽光発電産業の業績回復に期待できる」と指摘する。
「中国証券報」より2014年10月9日