国家観光局が8日に発表した国慶節(建国記念日、10月1日)連休の観光関連データ「国慶節休日観光統計報告2014」によると、今年の同連休期間に全国で受け入れた観光客はのべ4億7500万人に上り、前年同期に比べて10.9%増加した。観光収入は2453億元(約4兆3207億円)に上り、同15.7%増加した。
のべ4億7500万人のうち、1泊以上滞在した観光客(ホテル、旅館、民宿に宿泊した人)はのべ9943万人で、同5.9%増加した。日帰りの観光客はのべ3億7500万人で同12.3%の増加。重点観光都市39カ所(北京、天津、承徳、秦皇島、瀋陽、大連、長春、吉林、哈爾濱(ハルビン)、上海、南京、無錫、蘇州、杭州、寧波(ニンポー)、黄山、廈門(アモイ)、南昌、瑞金、青島、洛陽、武漢、長沙、張家界、韶山、広州、深セン、桂林、海口、三亜、重慶、成都、広安、貴陽、遵義、昆明、西安、延安、銀川)を訪れた観光客はのべ1億4800万人に上り、このうち一泊以上滞在した人がのべ2719万人、日帰りの人がのべ1億2100万人だった。
全国休日観光統計予報システムの調査対象である観光地124カ所を訪れた観光客はのべ3169万人に上り、入場料収入は16億400万元(約282億円)に達した。