中国人民銀行(中央銀行)金融政策第二司副巡視員の王丹氏は9日、中央銀行がRQDII制度を検討していることを明らかにした。10日付中国証券報が伝えた。
王丹氏は同日のロンドン証券取引所グループ北京IPO大会で、「中央銀行は現在、人民元適格国内機関投資家(RQDII)制度の検討を進めているほか、適格国内個人投資家(QDII2)制度の制定を推進し、個人による海外市場への投資を認める予定だ」と述べた。
また、「将来的には国内企業が海外で人民元建ての株式を発行することを許可する。これには、配当金の人民元での支払いが含まれる」という。
「中国証券報」より 2014年10月10日