中国2位のECサイト・「京東商城」は20日、同社が上海市で建設している「アジア一号」と名づけられる現代化物流センター(第1期)が11月11日前に稼動開始すると発表した。京東商城による物流センターの独自運営はこれが初めて。21日付中国証券報が伝えた。
これとはほかに、京東商城は広州市、武漢市、瀋陽市で「アジア一号」現代化物流センターを建設している。今後、多数の都市における「アジア一号」プロジェクトの竣工に伴い、同社のサプライチェーンが大きく強化されるとみられる。
アナリストは「これは疑いなく京東商城と中国ECサイト最大手の「淘宝網(タオバオ)」の競争を激化させる」と指摘する。
「中国証券報」より 2014年10月21日