中国の李克強国務院総理は21日午後、北京の人民大会堂で第21回アジア太平洋経済協力会議(APEC)財務相会合に出席する各経済体の代表団団長と会談した。22日付中国証券報が伝えた。
李総理はその際、「全般的に見て、第1―第3四半期の中国経済は依然として合理的な範囲内で運営され、サービス業が伸びているほか、新業態の形成も加速化の様相を呈し、産業構造の合理化が進んでいるなど、いくつかの積極的で顕著な趨勢的変化が生じた」と述べた。
一方で、「外部環境がなお複雑で不確実であり、中国経済が直面している困難と下振れリスクはなお大きく、各改革措置が効果を発揮するまで一定の期間を要している」と李総理が指摘した。
「中国証券報」より2014年10月22日