北京大学光華管理学院名誉院長・中国著名経済学者の厲以寧氏は20日、北京大学で開催された国際金融フォーラムに出席し、中国経済の減速についてみずからの考えを示した。21日付中国証券報が伝えた。
厲以寧氏はその際、「ここ数年輸出が伸び悩んでいることや、過剰生産によるモノ余り」などを中国の経済成長率低下の原因に挙げ、「過度に高い経済成長が資源の過剰消費、生態形の悪化、生産能力過剰など多くの不利な結果をもたらす」と指摘した。そして、「GDP成長率の0.1%、0.2%前後の低下に恐れる必要はない。自信を持つことが重要だ」と強調した。
「中国証券報」より 2014年10月21日