中国国家統計局が21日に公表したデータによると、2014年第1―3四半期の全国不動産投資・販売などの指標は減速傾向にあった。一方で、中国不動産市場に底上げの兆しも現れている。22日付中国証券報が伝えた。
9月末に住宅ローンの新政策の公布を受け、10月の不動産市場に反転上昇の兆しが現れていることなどから、アナリストは成約件数と価格は今後底から徐々に回復し、不動産市場は上昇の軌道を辿ると予想している。しかし、需給関係が逆転したことから、中国の不動産投資はすでに高速成長に別れを告げたと認識すべきである。
「中国証券報」より2014年10月22日