中国証券監督管理委員会(証監会)副主席の姜洋氏は25日、第3回リスク管理・農業発展シンポジウムで、「証監会は今後も農産物先物市場の建設強化に取り組み続け、さまざまな面から農業市場化改革を支援し、現代農業の発展により良い支援を提供する」と表明した。27日付中国証券報が伝えた。
姜氏によると、証監会は資本市場を利用した農業・農村への支援を常に重視しており、さまざまな的確な措置を講じて資本市場による現代農業発展支援の能力を強化している。2007年から2014年9月末まで、農業産業化リーディング企業37社がIPO・上場に成功し、285億元の資金を調達した。上場済み農業企業は、エクティファイナンスで201億元の資金を調達した。
2014年9月末現在、44社の農業企業が取引所市場で中小企業私募債を発行し、58億元の資金を調達した。これまでに、中国先物市場に20の農産物先物品種が上場しており、上場済み商品先物品種総数の半分近くを占めている。
「中国証券報」より 2014年10月27日