「十二・五(第12次五カ年計画、2011―2015)」期の終了まで1年余りしか残っていないが、中国の省エネ・汚染物質排出削減目標の達成状況は厳しいものであると見られる。10日付中国証券報が伝えた。
「十二・五」期の省エネ・汚染物質排出削減目標を達成するため、中国国務院は『省エネ・汚染物質排出削減十二・五計画』をベースに、2014年5月に『2014―2015年省エネ・汚染物質排出削減低炭素発展行動方案』を発表した。これを受け、吉林省、安徽省、広東省、海南省、山東省など多くの地方が地方版『省エネ・汚染物質排出削減低炭素発展行動方案』を打ち出し、それぞれの状況に応じた当該地域の省エネ・汚染物質排出削減の具体案が示されている。
「中国証券報」より2014年11月10日