京津翼(北京、天津、河北省)の一体化において、2015年は交通・生態環境保護・産業移転の分野からスタートすることになりそうだ。12月26日に北京で開催された「京津翼一体化業務推進会議」では、同プロジェクトのグランドデザインがすでに着実は成果を挙げていることが報告された。同プロジェクトチームのトップである張高麗氏は「交通・生態環境保護・産業移転の3つの重点分野が2015年の業務の柱になる」と強調した。
社会科学院の地域経済研究専門家の徐逢賢氏は、毎日経済新聞の取材に対して「グランドデザインは、京津翼地域の発展の方向性を明示するもので、3地域の協力をさらに推進させるものとなる。先の3つの分野における取り組みが最初に開始されることは、対外開放の度合いを広げ、モノや金融、人材の流入を促し、地域経済の発展を促進する上で大いにプラスとなる」との見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年12月30日