中国人民大学国家発展・戦略研究院が、22日に開かれた中国マクロ経済フォーラム(2014―2015)で発表した「2014―2015年中国マクロ経済分析・予測報告」は、「厳格な監督管理+特定分野に照準を定めた金融緩和政策+積極的な財政政策+常態化ミクロ刺激」という政策的組み合わせが、2015年にも維持されると予想した。24日付中国証券報が伝えた。
同報告によると、中国の金融政策は今後特定分野に照準を定めた金融緩和を基礎に、全般的にゆとりのあるものとなる。広義マネーサプライM2の伸び率は2014年に13.0%、2015年に12.5%に達する。社会融資総額は2015年に上昇基調を取り戻し、約18兆元に達する。
また、2015年の中国の国民総生産(GDP)成長率は7.2%、消費者物価指数(CPI)上昇率は2.7%、投資成長率は12.3%、消費成長率は11.8%、輸出成長率は5.6%に達する。
「中国証券報」より 2014年11月24日