中国人民銀行(中央銀行)は21日に利下げを発表すると同時に、預金金利の上限を基準金利の1.1倍から1.2倍に引き上げる方針を示した。一部の銀行は迅速に反応し、預金金利を上限まで引き上げた。24日付中国証券報が伝えた。
多くの専門家と銀行関係者は、中央銀行のこの措置は金利市場化改革がさらに一歩前進したことを意味しており、銀行間の預金「争奪戦」が今後さらに激化すると予想した。これは銀行のコスト管理、合理的な価格設定などの能力が、より厳しい要求に直面することを意味する。利下げは資金調達コストの削減を促す。金融政策緩和の基調は、今後も維持される見通しだ。
「中国証券報」より 2014年11月24日