中国人民銀行(中央銀行)の利下げの刺激を受け、A株市場では24日、証券・不動産などのセクターの大型株が高騰した。これにより、A株市場メインボードの株価指数は上昇して始まった後も堅調な伸びを示し、1日の出来高と取引高はこの上昇トレンドで最高水準となった。
同日、大型株の上昇が株価指数の上昇をけん引し、「滬股通」(香港から中国本土の株への投資)の取引規模も市場の好地合いを受け拡大した。A株市場で、大型株の人気上昇と小型株の低迷という構図が再び形成された。
24日のA株市場で、多くのセクターで上昇して始まる現象が見られた。大型株の上昇に伴い、上海・深セン証券取引所のメインボードが高騰し、前場の取引高が合計で3500億元を突破した。後場の取引時間中、両取引所のメインボード株価指数は、一時この上昇トレンドの最高値となる2546.75ポイント・8645.39ポイントを付け、2.4%高・3.7%高となった。終値は2532.88ポイント・8577.91ポイントで、1.85%高・2.95%高。両取引所の取引高は3302億9100万元・2446億8000万元に達し、両市場の合計額の記録は再び更新された。
「中国証券報」より 2014年11月25日