中国証券監督管理委員会(証監会)の劉新華副主席は27日、証監会が株式発行登録制改革案の制定に急いでいることを明らかにした。28日付中国証券報が伝えた。
劉新華副主席によると、証監会は多層的な資本市場システムの構築を加速させ、直接融資・間接融資、株式市場・債券市場、現物市場・先物市場の均衡的な発展を図る方針だ。企業のネット金融プラットフォームを利用したエクイティファイナンスのルート充実化に向け、株式型クラウドファンディング監督管理規則の制定にも力を入れている。
そのほか、証監会は、引続き資本市場の対外開放の水準を高め、適格海外投資家(QFII)の範囲を拡大し、国内市場の海外投資家への開放を着実に進めていく。
「中国証券報」より 2014年11月28日