中国では、純粋なネットバンクの発展に法律面の問題がないが、制度の調整が必要とされている。現在複数の政府部門がこれについて協議と検討を積極的に進めており、中国でのネットバンクの誕生は近いと権威筋が見ている。1日付中国証券報が伝えた。
同権威筋は、「管理部門がこの新しい銀行システムに歓迎の姿勢を示している」と話す。一方で、複数の管理部門の責任者は「既存の商業銀行であろうと、純粋なネットバンクであろうと、リスクコントロールの面ではささいな緩みも許されない」と強調する。
預金保険(ペイオフ)制度がまもなく導入されることについて、多くの専門家と銀行関係者は、「これはネットバンクの誕生や民営銀行の一層の発展にプラスとなる」と考えている。
「中国証券報」より 2014年12月1日