中国A株の28日の取引高は7000億元を突破し、A株の単日の過去最高記録を塗り替え、米国株式市場の単日の最高額をも上回った。中国の金融界の関係者は、「これは中国株式市場の新たな発展、本格的な強気相場の到来の予兆かもしれない」と予想した。ジャパンタイムズ(電子版)は28日、「中国は世界2位の株式市場になり、時価総額で日本を再び上回った。また中国政府が金融刺激策により、中国株式市場の繁栄を促すことが予想される」と報じた。
ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は28日、「上海総合指数は27日に3年ぶりの高水準となり、同指数は今年に入ってから累計で24%上昇している。株式市場の取引が激増しており、証券会社口座開設数も2年ぶりの高水準になっている。これにより証券会社分類評価指数は、今年に入ってからすでに65%上昇している」と伝えた。
中信証券、光大証券に近い専門家は環球時報に対して、「研究・分析によると、中国株式市場は中央銀行の金融政策の刺激の他に、国家指導者の汚職撲滅継続の強調による政策的な刺激を受けている。経済環境や制度的環境が徐々に改善される中、中国株式市場がさらに上昇を維持する空間が残されており、これを楽観視できる」と述べた。