ゴールドマン・サックスはこのほど、「2015年の中国株式市場は欧米日より好調となる見込みだ。好材料には、金融政策の緩和、改革の進展、不動産市場低迷による個人投資家投資先の株式市場へのシフトなどがある」と予想した。ゴールドマン・サックスのアジア株ストラテジストのティム・モウ氏は、「株式市場の収益率の方が高いと判断すれば、人々は銀行預金もしくは不動産に向けられていた資金を、株式市場に移す可能性がある」と判断している。
しかし市場の悲観的な関係者はゴールドマン・サックスの観点を疑問視し、「信用貸付の拡大がなければ、現在の企業の収益水準では株式市場のバリュエーションの持続的な上昇を維持できるか疑問だ」と指摘している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年12月1日