金利・預金準備率引き下げによる景気刺激効果は限定的=専門家

金利・預金準備率引き下げによる景気刺激効果は限定的=専門家。

タグ: 中国金融

発信時間: 2015-01-26 17:11:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の国務院発展研究センターの劉世錦副主任は24日に開かれた「第6回中国経済展望フォーラム」において、預金準備率と金利の引き下げは短期間内に景況感を改善できるが、供給が追加された資金が実体経済に向かうとは限らず、株式市場に流入する可能性があるため、実体経済に対する刺激効果は限定的だとの認識を示した。26日付中国証券報が伝えた。

劉副主任によると、中国で一定のデフレが発生した場合も、「非典型デフレ」もしくは「構造デフレ」であり、米国などの成熟した市場経済と比べ根本的な差があると指摘した。この「非典型デフレ」は通常の通貨供給不足によって生じるものではなく、末端の需要の疲弊による供給者の生産能力の余剰によって生じる。

「中国証券報」より2015年1月26日

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