中国保険監督管理委員会(保監会)の陳文輝副主席は24日に開かれた「2015人民財経年次総会」で、中国第2世代払戻能力監督管理制度が試行段階に入ると表明した。過渡期は1年を予定しており、2016年1月に第1世代の第2世代への切り替えを完了する予定だ。26日付中国証券報が伝えた。
陳副主席によると、第2世代には次の3つの特長がある。(1)リスク制御を指針とする(2)中国の保険業発展の実情に合致する(3)世界との比較可能性を持つ。第2世代の推進は、市場化改革の推進の維持、保険業の資本・リスク管理水準の引き上げなどに対して深い意義を持つ。
「中国証券報」より2015年1月26日