3.宅配。全体的に見て、中国の宅配サービスはフレキシブル・スピーディーで、コストも割安だ。筆者の上海にいる友人は、焼きたてのクッキーを市内の友人に送ろうとしたほどだ。
4.オンライン投資商品。中国の銀行業は依然として厳しい監督管理下に置かれているが、新たなオンライン投資プラットフォームが、伝統的な銀行の特定の顧客になれない人々に投資先を提供している。最も有名で規模が最大なサービスは「余額宝」で、中国最大・世界トップクラスのマネー・マーケット・ファンドになっている。
5.廉価版スマホ。多くの中国人にとって、スマホは唯一のネット接続方法だ。アップルやサムスンが中国で好評を博しているが、多くの人はより安価な国内ブランドに転向している。
6.高速鉄道。中国の高速鉄道の設計は、あまり「オリジナル」とは言えない。しかし中国の高速鉄道網の総延長、および補助金受給の方法により、高速鉄道は数億人の外出の道具になっている。また高速鉄道には、(社会の)変革の力がある。