インターネット保険会社の衆安在線、映画配給会社の華誼兄弟に続き、資本市場のリーダー「三馬」(アリババの馬雲氏、テンセントの馬化騰氏、中国平安保険の馬明哲氏)が再び集結した。今回の「桃園の誓い」の舞台となったのは、中国平安保険だ。2日付中国証券報が伝えた。
12月1日に発表された情報によると、馬雲氏と馬化騰氏が中国平安保険の今回のH株第三者割当増資に参与することになった。中国平安保険の広報担当者である盛瑞生氏は、「当社が今回の割当増資に参与するすべての投資家を歓迎している。今ほかに開示できる情報はない」と述べた。しかし上述した情報は、別のルートから裏付けを得ることができた。情報によると、馬雲氏と馬化騰氏は今回、長期投資家として割当増資に参与することになる。
一部の市場アナリストは、「三馬」が再び集結した原因について、次のように分析している。(1)中国平安保険の株価が過小評価されており、株取得はこのタイミングが適切。(2)中国平安保険が、インターネット金融事業の拡大を続ける計画を立てている。
「中国証券報」より 2014年12月2日