民間資本が中小銀行に参入する方式には、◆増資引き受け◆組織再編◆市中銀行に対するM&A(合併・買収)◆持分譲渡、などがある。
現在、全国で営業中の非銀行金融機関314社のうち、民営資本が支配している金融機関の数は41社と、前年に比べ4社増加している。また銀監会が2014年の設立を認可した非銀行金融機関の内訳は、ファイナンス会社が6社、リース会社が2社、自動車ローン会社が4社、消費者金融会社が2社。これらの非銀行金融機関が営業を開始すると、民間資本が支配する非銀行金融機関の数は55社に達する。
また民間資本に銀行業への参入を促すにあたって監督管理部門が今後力を入れていく点としては、◆農村信用社や中小銀行の増資引き受け、組織再編◆国務院の指導の下で、民間資本による民営銀行やリース会社の設立を促進し、農村銀行の設立を支援・奨励することが挙げられている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年12月15日