中国人民銀行(中央銀行)は14日、カザフスタン国家銀行と通貨スワップ協定を締結したと発表した。金額は70億人民元(200億カザフスタン・テンゲ)、期間は3年とし、双方が同意すれば期間は延長できる。通貨スワップとは締結国(地域)の双方の中央銀行が、決められた一定の条件の下で、互いに同じ価値の通貨を交換するもので、貿易決済や金融市場での短期の流動性を高める場合に用いられる。
期限の到来時に、借り方が元金と利息を返済する。今回の協定締結によって中国とカザフスタンの通貨決済は、国境貿易から一般貿易に拡大。両国の経済活動主体は、人民元とカザフスタン・テンゲの交換レートを自由に決定し、商品・サービスの決済に用いることができるようになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年12月15日