李克強総理は現地時間17日午前にベオグラードで、セルビアのアレクサンダー・ブチッチ首相、ハンガリーのオルバーン首相、マケドニアのグルエフスキー首相と会談し、中欧陸海高速交通ルートの共同建設で合意に達した。
李総理は、「中欧陸海高速交通ルートはハンガリー〜セルビア鉄道の延長線・アップグレード版で、昨年のブカレスト会議中に締結した提携協定に続く実質的な進展だ。この高速交通ルートは南のギリシャ・ピレウスから北のハンガリー・ブタペストにつながり、マケドニア・スコピエ、セルビア・ベオグラードを経由し、3200万人以上の人口に影響を及ぼす。竣工後、中国の対欧輸出、欧州の対中輸出の便利なルートになる」と述べた。
李総理は、「EUは中国最大の貿易パートナーで、中欧間には貿易・投資を巡る提携の大きな潜在力がある。世界経済の回復が遅れる中、貿易自由化・投資利便化の大々的な促進は、景気低迷の圧力に対応する良薬だ。中国は中欧間でより多くの速い交通ルートを建設し、中欧提携のパイを大きくすることを願っている」と指摘した。