李総理は、「高速交通ルートの建設の際に、各国は共同建設と共有を堅持し、各自の特徴と提携の需要に基づき、平等な協議により提携方法や資金援助などの事項を確定していく。分業化された提携を堅持し、成熟したプロジェクトから実施に移すという原則に基づき、関連プロジェクトを着実に推進していく。当面の急務は、ハンガリー〜セルビア鉄道の早期着工・早期竣工の確保で、通関便利化の提携枠組みを早期構築しなければならない。開放・包容を堅持し、沿線諸国が中国・中東欧・欧州を連結する水陸物流新ルートの建設に加わることを歓迎する。EUなどとその他の面で適切な手段により提携を強化し、中欧のウィンウィンの提携の道を広く切り開いていきたい」と強調した。
ブチッチ首相、オルバーン首相、グルエフスキー首相は、ハンガリー〜セルビア鉄道はハンガリー・セルビア・中国の主な提携プロジェクトであり、これを延長・アップグレードし欧中海陸高速交通ルートを建設することで、欧中の提携および現地の発展を力強く促進し、人々に利益をもたらすことができると表明した。各国は全力を尽くし、中国と密接に連携し、プロジェクトの早期着工・竣工を目指し、共同発展を促進していく。
李総理は会談後に3カ国の首相と、中国・ハンガリー・セルビアの3カ国で共同建設するハンガリー〜セルビア鉄道の覚書、中国・ハンガリー・セルビア・マケドニアの4カ国の通関利便化などの提携文書に署名した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年12月18日