2014年に入り、環境保護関連株の株価が大幅に低下している。その原因について、業界内では次のように分析されている。26日付中国証券報が伝えた。
マクロ経済情勢の低迷を背景に、政策支援を受けている環境保護業界の成長が限界を迎えている。また「高バリュエーション株」と呼ばれる環境保護関連株は、過去2年間に渡り緩やかな上昇が続いていたが、企業の業績は市場の予想を裏切り、多くの資金が流出した。この状況は2014年に特に際立っている。
しかし業界関係者は、「政策の改善、投融資メカニズムの革新、関連企業が外延的拡張から内生的成長へと発展方針を転換したことなどのざまざまな要因の下押しにより、中国の環境保護業界は「華麗なる転身」を遂げており、環境保護関連銘柄の魅力が急速に引き出されようとしている。この転換点は、間もなく訪れる2015年に出現する」と指摘する。
「中国証券報」より2014年12月26日