「中央経済政策会議は来年の経済分野における5大任務を確定した。中でも最も注目すべきは『経済発展の空間的な配置を改善する』だ」
「中央政府は、『一ベルト、一ロード(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)』、『北京・天津・河北の共同発展』、『長江経済ベルト』の3大戦略を重点的に実施すると表明し、来年に良いスタートを切ろうとしている。つまり、来年以降の経済成長はおそらく、空間的な配置によってもたらされた新たな成長の極によってけん引されるということだ」
「これら3大戦略と既存の地域発展全体戦略は、互いに矛盾するわけではない。例えば、長江経済ベルトは中部・東部・西部をつなぎ、発達した地域が立ち遅れた地域の発展をけん引するというものだ。今年9月に国務院が発表した「黄金水道に依拠した長江経済ベルト発展推進に関する指導意見(ガイドライン)」では、鉄道・道路・航空・パイプラインの建設を統一的に計画し、総合立体交通回廊を建設すること、および世界クラスの産業クラスターと都市群を建設することが提起された。ここからも、地域連動の構想が伺える」(編集SN)
「人民網日本語版」2014年12月29日