「ますます多くの企業が米国で成長していると感じる」と言うのは、ロサンゼルスの会社で働く女性。「その中でも目を引くのは中国企業による米国不動産プロジェクトへの投資。安邦保険集団が19億5000ドルでホテルウォルドルフ・アストリアを買収したことはマスコミや世間で大きな話題となった」という。
ただ中国企業の海外での成長トレンドは明るいが、企業の海外イメージにやや問題があるとする見方もある、米国のある中米貿易の経営者は「中国企業の海外進出は大きな戦略という点ではいいと思うが、細かな戦術の部分で足りない部分がある。もっと相互のコミュニケーションを高めるべきだ」と指摘した。