「滬港通(上海と香港の株式取引の相互乗り入れ制度)」の実施は一時的に香港株式市場の株相場の上昇を押し上げたが、投資家の投資意欲が市場予想を明らかに下回ったことで、年初からの上昇幅がわずか0.84%にとどまった。31日付中国証券報が伝えた。
一方で、中国政府の経済刺激策や米国経済の回復から恩恵を受け、2014年の香港での海外企業によるIPO資金調達規模が再び世界NO2に返り咲き、2015年にもその勢いを維持できる見込みだ。そして、海外機関投資家が発表した投資戦略報告によると、大部分の投資機関は来年の香港株を楽観視している。
「中国証券報」より2014年12月31日