▼海外文化への精通が成功のカギ▼
海外ネット取引の魅力は「より安く、より早く」海外の顧客に届けることであり、これによって自社のブランドが世界に広がることになる。林らの会社が狙っているのはまさにこの点である。翁氏は「今多くの従来型企業がネット取引を指向するようになってきた。それによって彼らには新たな希望や新たな顧客、高い利益を得るとともに、そのブランドを打ち立てるチャンスが広がることになる」と見方を示した。
しかしチャンスが無限である一方で、克服しなければならない物流のネック問題や技術者の不足といった課題もある。「設備投資の拡大によって物流の速度は上げることができる。
しかし問題は人材である。アマゾンなどのネットショップで、いかにして自社の製品を海外顧客にアピールできるかが勝負だ。それには海外文化と言葉に精通し、交流サイトなどを自由に活用できるなどの能力が不可欠である」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年1月6日