「自動車産業は全体的に安定成長の傾向を見せているが、生産・販売台数の伸び率が前年より7.5ポイント、7ポイント下がっている」と中国自動車工業協会の董揚常務副会長は指摘している。データによると、2013年の中国の自動車生産・販売台数が前年比でそれぞれ15.8%、13.9%増だった。
中汽協と国家統計局景気センターが共同で追跡・モニタリングした自動車産業景気指数によると、2014年第4四半期の自動車業界景気指数が100.1、前の四半期より0.2ポイントほどやや下がった。このことは自動車産業の運営状況には大きな変動がないものの、産業全体の成長が鈍化傾向にあるということを示している。
一方、自主ブランド自動車のマーケットシェアの著しい低落に注意の喚起に値する。
データによると、2014年自主ブランド乗用車の販売台数が前年比4.1%増の757万3300台で、全乗用車販売台数に占める割合が38.44%と、前年より2.14ポイント下がった。自主ブランドセダン車の販売台数が前年比17.4%減の277万4400台、全セダン車販売台数に占める割合が22.42%と、前年比5.55ポイント低下した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年1月13日