沈報道官は、「現在中国国内では政治が安定しており、市場規模も日増しに拡大している。産業関連能力が向上しつづけ、各分野における対外開放が引続き拡大し、ビジネス環境も持続的に改善されている。したがって、世界の投資家には依然として大きな魅力がある」と指摘した。
国連貿易開発会議が発表した2014年世界投資報告によると、世界投資促進機構が発表した2014年‐2016年における最も将来性のあるホストエコノミー・ランキングで、中国は首位に君臨した。2014年、中国の実質ベース外資導入額が前年比1.7%増の1196億ドルとなり、外資導入額において23年連続で発展途上国首位の座を保った。
「多国籍企業はグローバル戦略推進の過程で統合再編成などの措置をとってグローバルビジネスを再調整し再構成するが、それは企業の正常経営活動の一環にすぎない」と沈報道官は指摘した。中国政府は外資企業の投資に良好な投資環境を整備し、外資企業のより良い経営・発展を手助けしなくてはならないとも話した。
「一方、商務部は外資企業の業務終了・移転状況をじっくり見守り、法律に基づき関連手続きを済ませ、企業の再編や業務調整過程における各種問題を善処するように各商務主管部門や外資企業に指導し、同時に中国における外資企業が法律に基づいて経営活動を行い、従業員の合法的権益を確実に守り、企業の社会責任を果たすように監督する」と沈報道官は話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年1月30日