こうした日本企業の海外市場からの撤退は中国企業にとって大きなプラスとなる。税関総署の発表によると、2014年における中国のカラーテレビの輸出台数は7405万台と前年に比べ24.3%増加した。金額では22.6%増の832億5000億元に達した。
業界の専門家は「日本企業が海外市場から撤退していくことは、中国企業が海外で成長する上で大きなチャンスである。しかしそのブランド自体がなくなったわけではなく、その市場を奪うことはそれほど容易ではない。中国企業は自身の企業能力を一段と強化することで、日本や韓国との企業競争に勝てるのである」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年2月2日