ジム・ロジャーズ、アベノミクスは失敗
ジム・ロジャーズ、アベノミクスは失敗。
タグ： ジム・ロジャーズ アベノミクス
発信時間： 2015-02-04 10:19:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
世界的に有名な投資家、「クォンタム・ファンド」の創設者の一人であるジム・ロジャーズ氏はこのほど、中国網財経センターの独占インタビューに応じた。ロジャーズ氏はインタビューの中で、「アベノミクスは完全に日本を破壊した」と述べた。インタビューの内容は下記の通り。
中国網財経：11月26日のデータによると、日本の2014年の貿易赤字は前年比11.4％増となり、3年連続で記録を更新し、35年ぶりの高水準となった。円安で輸出を促進する政策は、空振りに終わった。アベノミクスの実施から2年余りになるが、日本経済は依然として低迷から脱却していない。アベノミクスはいつまで続けることができるだろうか？
ロジャーズ氏：日本経済の現在の状況は、確かにあまり良くない。しかし私はこのあまり良くない、割安な時期に買い入れることを好む。
アベノミクスは日本にとって完全に災難だ。10−20年後に振り返れば、アベノミクスが完全に日本を破壊したことに気づくかもしれない。安倍首相の政策によって日本は大量の紙幣を発行し、円安が続き、債務も膨れ上がった。10−20年間で日本が滅びる可能性がある。
また政府は税収面で国民による株の購入を奨励し、株式市場により多くの資金を注入しようとしているが、これは日本経済にメリットをもたらさない。短期的に見て、これは株式市場にとって朗報だが、長期的に見ると日本を滅ぼすことになる。
過去数十年に渡り、日本は何度も中国を追い越し、中国に近づいたが、心配する必要はない。日本は今や下り坂に入ったからだ。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2015年2月4日
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