中国国務院はこのほど「サービス貿易の発展加速に関する若干の意見」を下達した。国務院はサービス貿易の発展戦略・目標と主要任務を初めて発表し、かつサービス貿易の発展加速について全面的な配置を行った。
同意見は、中国のサービス輸出入総額を2020年までに1兆米ドル以上にし、サービス貿易の貿易全体に占める比率を高め、サービス貿易の世界シェアを毎年高めていくとした。
同意見は、中国のサービス貿易は近年急速に発展しているが、全体的に見て国際競争力が不足しており、依然として対外貿易の脆弱分野であると指摘した。サービス貿易の力強い発展は、開放を拡大し発展空間を切り開く重要な足がかりであり、雇用の安定・拡大、経済の構造調整、発展の質・効率の向上、新たな成長点の育成にとって有利だ。
「中国証券報」より2015年2月16日