HSBCが25日に発表した報告書によると、2月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.1で、市場の予想を上回り、4カ月ぶりの高水準となった。
HSBC中国製造業PMIは2014年12月に49.6に低下し、それまでの6カ月連続の上昇を終了した。同指数は2015年1月に49.7にやや持ち直したが、なお景況感の分岐点である50を下回るものだった。
サブ指数を見ると、製造業生産指数速報値は50.8で、5カ月ぶりの高水準を記録した。新規受注指数は前月の50.1から50.4に反転上昇したが、新規輸出受注指数は50.2から47.1に低下し、2014年4月以降で初めての50割れとなった。
「中国証券報」より2015年2月26日