中国の李克強総理は2月25日に国務院常務会議を主宰し、さらなる減税・費用引き下げの関連措置、小企業・零細企業の発展および創業・革新への支援策、重点水利プロジェクト建設の加速化、公共財投資による安定成長および構造調整の促進、中・高等職業学校および一般中学・高校の国家奨学金支給基準の引き上げ、貧困学生および技能型人材の成長の促進について配置を行った。
同会議は、現在の経済の下振れ圧力に対応し、経済成長率を合理的な範囲内に維持するため、積極的な財政政策を拡大する必要があるとした。マクロ調整の方針・方法の革新を続け、大衆創業・革新により新たな成長のエンジンを形成し、公共財とサービスの供給を拡大することで伝統的なエンジンを改造する。特定分野の調整を強化し、財政・税制による支援を拡大し、減税・費用引き下げにより創業・革新を奨励し、社会の雇用および所得の分配の調整をけん引する。重点水利プロジェクトを含む公共施設の建設を推進し、効果的な投資の需要を拡大し、構造調整と関連産業の発展を促す。
「中国証券報」より2015年2月26日