全国政治協商会議委員、上海証券取引所理事長の桂敏傑氏は、取材に応じた際に、株式発行登録制改革案はまだ決まっていないが、株式新規公開(IPO)の承認権限が証券取引所に移譲するのはいくつかの案の一つであり、現在最も有力な案でもあると述べた。4日付中国証券報が伝えた。
桂敏傑氏によると、株式発行登録制改革の重要な内容の一つは、差別化された上場環境の整備だ。そのため、証券取引所事業内容の一層の充実化が求められている。上海証券取引所は、独自の戦略的新興産業ボードを開設する必要性があり、派生商品も上海証券取引所が今後重点的に発展させる品種だ。オプション取引は発展と拡大を続けるが、新品種の発売時期については未定だ。
「中国証券報」より2015年3月4日