中日の製造業に長期にわたって注目してきた水清木華研究センターの周彦武・シニアディレクターは2日、環球時報の取材に対し、日本企業がコア部品の製造に転換すると、日本企業に対する中国企業の依存度が高まる可能性がある。川上産業の投資時間は長く、高い技術が求められ、効果もすぐには表れず、生産に入るまでには少なくとも10年、20年の投資が必要となる。中国企業は効果がすぐに表れる分野への投資を好む。だが中国企業がこの分野で日本企業と競わなければならない必要性もない。欧米企業をならって長所を伸ばし、短所は避けるようにし、企業の優位性が生かせるほかの分野を掘り下げていけばいい。(編集MA)
「人民網日本語版」2015年3月4日