全国政治協商会議委員、広東証券監督管理局局長の侯外林氏は、証券会社の銀行間市場の債券発行、および銀行間金利の規制の緩和に関する提案の中で、証券会社のコマーシャルペーパーの発行に関する規制の適度な緩和、証券会社の全面的な銀行間金利市場への参与を主張した。また条件を満たす商業銀行による証券担保融資事業の展開、証券会社の資産の活性化を積極的に推進し、証券会社の海外での債券発行および資金のクロスボーダー流動を支持する関連政策の制定を提案した。5日付中国証券報が伝えた。
侯氏は、証券会社の銀行間市場のデットファイナンスが滞っており、そのルート、品種、規模がさまざまな規制を受けていると指摘した。これは証券会社による財務リスクの管理を妨げ、証券会社の実体経済および国民の資産管理の需要を満たす能力を損ねているという。
「中国証券報」より2015年3月5日