複数の銀行間市場関係者によると、中国人民銀行(中央銀行)は17日、中期貸出ファシリティー(MLF)により5000億元弱の資金を市場に供給した。18日付中国証券報が伝えた。
中央銀行は2014年12月、3500億元のMLF契約を3カ月間延長し、2015年3月17日で満期を迎えた。中国工商銀行、中国農業銀行、中国交通銀行は各800億元、中国銀行は500億元、中国建設銀行は600億元。消息筋によると、3月17日に契約延長と資金追加がほぼ完了し、資金供給規模が4500―5000億元に達した可能性がある。
「中国証券報」より2015年3月18日