▽4千ポイントが次の重点に
今後の市場の動きについて、プライベートエクイティファンドの関係者は「一馬平川」(馬が駆け回ることのできる広々とした平坦な大地)のたとえで説明する。「前回のブルマーケットでは、3400ポイント付近に1兆元を超えるリスクのある銘柄が集まり、3478ポイントという重要ポイントを突破すると、(一馬平川のような)真空地帯に入り込んだ。次の重要ポイントは4千ポイント付近になるとみられる」という。
王アナリストは、「投資家の情緒ということを考えると、すでに興奮状態にある。その次はバラバラだった資金が大挙して市場に流れる状況が出現する。今後は市場の動きが拡大し、短期的には予測不可能性が高まることになる。こうした状況の中で、市場には往々にして軒並み値上がり、急騰、急落、取引高の拡大といった状況が現れる。投資家は一方では短期的な資金の市場への流入がもたらす軒並み値上がりの恩恵を受けるが、同時に市場の変動にも備えなければならず、細かい動きを把握し、勝ち取った成果を守るようにし、半ば醒め半ば酔った状態でいなければならない」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年3月18日