また金理事長は、「さきに英国がAIIBへの加盟申請を表明すると、ドイツ、フランス、イタリアなどの西側諸国も申請を表明し、現在関連の手続きを進めている。今月末の創設加盟国の申請期限には、AIIBの創設加盟国を希望する国は35カ国を超える見込みだ」と述べた。
金理事長はAIIBという一定の型を備えた地域レベル銀行の未来の投資の方向性について、「将来、AIIBの資金はアジアの発展途上国に貸し出され、投資の方向性はより広いものとなり、インフラやその他の生産的な投資に向けられることになる。エネルギー、電力、道路や鉄道や港湾など何でも可能だ。商業的な原則に基づいて運営される機関として、厳格な国際基準に基づく管理を実施し、政治的な貸出や優遇的な貸出などは行わない」と説明。
また金理事長は、「AIIBは今後、インフラ投資に関わる中で、生態環境の保護と改善をしっかりと重視し、移転する人々の利益を重視していく」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年3月23日