博鰲(ボアオ)アジアフォーラムの2015年度年次総会が3月26日から29日にかけて海南省博鰲で開催される。市場アナリストは、「1ベルト・1ロード(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)が今回のフォーラムの中心的なテーマになる。投資家はこの2つの大きな投資チャンスに注目すべきだ」と話す。「京華時報」が伝えた。
▽年次総会の概況 起業とイノベーションが新たな注目点に
博鰲アジアフォーラムの周文重事務局長はこのほど、15年度年次総会は「アジアの新たな未来:運命共同体へ向けて」というテーマをめぐり、正式イベント73件が予定されており、これには大きく分けて6つの議題が含まれる。マクロ経済、地域協力、産業のモデル転換、技術イノベーション、政治の安全性、社会の国民生活の6点で、さまざまな内容が含まれる。
周事務局長は、「起業とイノベーションが今回の年次総会の新たな注目点だ。3月29日にはマイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏が企業家たちと技術、イノベーション、人類の持続可能な発展について対話を行うほか、各国のインターネット界の精鋭達が金融、不動産、家電などの伝統的産業の起業家たちと業界の枠を越えて対話する予定だ」と話す。