「一帯一路」、ユーラシア大陸に新たなチャンス

「一帯一路」、ユーラシア大陸に新たなチャンス。

タグ: 一帯一路

発信時間: 2015-03-30 17:38:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

1000年前、西へ進むラクダ隊商が中国の特産品を運んでいき、同時にヨーロッパの商品を持ち帰った。今では、ユーラシア大陸に跨る「一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)」の戦略構想が欧州の人々に開放・相互利益・ウィンウィンという中国政府の貿易政策をアピールしている。中国政府が「シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロードを共に整備するビジョンと行動を推進する」方針を発表する際に、アントワープ港湾局のエディーCEOは「これはベルギー、ひいてはヨーロッパ全体が喜んで参加する大プロジェクトだ」と記者に表明した。

より広大なサプライチェーンが形成へ

「『一帯一路』の話が耳にする挟むなり、興奮を隠せなかった。なぜなら膨大な国際貿易のサプライチェーンが目の前に浮かんだからだ」とエディーCEOが話した。

「一帯一路」計画は決して歴史的足跡の復元ではなく、北欧や西欧も新たな目的地に入る。今、EUのどの港から上陸しても、20カ国余りの大市場に入ることになる。欧州の十字路に位置するアントワープ港はベルギー、オランダ、ルクセンブルク、ドイツ、フランスの主要輸出入門戸だ。「アントワープ港は決して新シルクロードの終点でなく、新たなスタートラインだ。『一帯一路』戦略構想の実施で、フリカや南米との海上輸送ルートが強化されることになる」とエディーCEOは期待している。

欧州経済は決して債務危機を完全に脱出したわけではない。これは4年間にわたる港湾の低迷な貨物輸送データーからも伺える。「価値ある危機の教訓を絶対に無駄にするな」とエディー氏はイギリス前首相チャーチル氏の名言を引用し、「『一帯一路』というより広大なサプライチェーンの形成により、従来の貿易方式が変えられ、関係国の経済もより強固なものになる。これはベルギー、ひいてはヨーロッパ全体が喜んで加わる大プロジェクトだと思う」。エディー氏は「新シルクロード」という言い方に気に入っており、歴史的深みのあるこの言葉には人々の参入を召喚する力があると語った。

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